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アメリカのイスラエル・パワー
アメリカのイスラエル・パワー

アメリカのイスラエル・パワー

発売日:2007年08月10日

ジェームス・ペトラス著 高尾菜つこ訳

ISBN:978-4-87919-170-0 / C0036 / 四六判上製 / 286頁

定価2310円(税込)

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アメリカはもはやアメリカ人の国ではない


民主党の資金の60%、共和党の資金の35%がユダヤ団体から拠出!(ワシントン・ポスト紙)
リベラルとネオコンの対立を越えて、アメリカの中東政策のすべてが、イスラエルの植民地拡大と覇権のために決定された。なぜイラク戦争が遂行され、さらにイランに手を出そうとしているのか──すべてが本書に語られている。


序章

パートI:米国のシオニスト・パワー

 第1章 誰がイラクの軍事的脅威を捏造したのか
  ◎大手石油会社ではなく、ユダヤ・ロビー

 第2章 米国・イラク・イスラエル・シオニストの関係
   ◎イラク戦争で得をしたのは誰か◎答えのない疑問:九・一一とイスラエル人
   ◎理論の問題◎イスラエルに資金を提供しているのは誰か◎大量殺戮の共犯者
   ◎米国のシオニスト・パワー体制◎シオニスト・パワー体制の活動:イラク戦争
   ◎イスラエルと言論の自由

 第3章 リビー事件と内部抗争
   ◎戦争の内幕

 第4章 暴露記事を暴く:セイモア・ハーシュと失われたシオニスト・イスラエルの
      関係
   ◎シオニストとイラクでの拷問◎ハーシュの手法◎結論

 第5章 スパイ裁判:政治的爆弾
   ◎AIPACの裁判

パートII:イスラエルと中東戦争

 第6章 恐怖の館:拷問、暗殺、大量殺戮
   ◎帝国建設◎帝国支配の強化◎標的暗殺◎民間および軍事インフラの破壊
   ◎結論

 第7章 イスラエルの最終的解決:ガザ攻撃
   ◎序論◎現在から過去へ◎イスラエルとユダヤ・ロビーをめぐる六つの神話
   ◎民族浄化のためのマスコミの宣伝◎エピローグ

 第8章 レバノンを荒らす「狂犬」
   ◎エピローグ

 第9章 イスラエルの対イラン戦争:差し迫る中東の大火
   ◎序論◎イスラエルの軍備◎イスラエルの戦争期限◎対イラン戦をめぐる米国と
   イスラエルの隔たり◎捏造されたイランの核の脅威◎結論

 第10章 中東政治の風刺画
   ◎デンマーク:モサドの活動拠点◎フレミング(熱烈な/フレーミング)・ローズ
   :大義あるジャーナリスト◎イスラム教徒と西側諸国の対立◎サヤニム――西洋
   文明の擁護者◎モサドの戦争宣伝と「風刺画論争」◎宗教的冒涜の向こうで
   ◎エピローグ

パートIII:テロ専門家はテロリスト

 第11章 テロ専門家の正体
   ◎テロ専門家というジャンル◎尋問:テロ専門家への質問◎参考文献

 第12章 自爆犯:神聖なものと俗悪なもの
   ◎序論◎総力戦:内容と結果◎総力戦と抵抗勢力◎侮辱:総力戦の論理
   ◎侮辱の手法:広義◎冒涜の政治的影響◎自爆犯:冒涜者への反発◎結論

パートIV:議論

 第13章 ノーム・チョムスキーとユダヤ・ロビー:一五の誤った主張
   ◎序論◎チョムスキーの一五の主張◎結論

 第14章 シオニズムとの対決と中東政策の再生