政府による緊急事態宣言に伴いまして、弊社におきましてもテレワーク制をとり営…
弊社発行書籍、古新舜・佐東みどり著 「ノー・ヴォイス」において、誤植があり…
義勇の為に拳を振るっていた俺は、ある日絶体絶命のピンチに陥ってしまう。
そこに現れたのは俺と同じく正義感を持つ白雪百合(しらゆき ゆり)だった。
可憐な見た目からは想像も出来ない強さで不良を蹴散らし、俺と共に窮地を脱する。それから俺達はコンビを組み、街からゴロツキを駆逐していった。それは荒っぽくも痛快な日々だった。
しかし青春はいつか終わってしまう。
お嬢様である百合には許嫁がいた。百合はその許嫁を無自覚には好ましく思いつつも、まだ俺との青春を謳歌していたいと言うように、彼を突き放す態度を取る。
いつまでも子供のままではいられない。そんな戦友の背中を押す為に俺が取った手段とは――。