政府による緊急事態宣言に伴いまして、弊社におきましてもテレワーク制をとり営…
弊社発行書籍、古新舜・佐東みどり著 「ノー・ヴォイス」において、誤植があり…
ティヴリー王国の王女リリアーヌは戦禍を逃れるため森の家に滞在していた。
そこで、負傷し倒れていた敵国グアドループの軍人を助ける。
ジルと名乗る彼はリリアーヌに感謝し好意を寄せ、彼女も美しく凛々しいジルに心惹かれていく。
「すべて俺のせいにして、今夜はただ触れさせてくれ」
ジルが出立する前夜、優しく触れられて知る熱い想い。
だがグアドループの国王から停戦条件としてリリアーヌを妃に迎えたいと申し入れがきて!?
公爵令嬢マリアは婚約者の浮気により婚約破棄された。
苦手な相手だったので安堵していたところ、王弟で王宮医師のクロードに求婚される。
周囲は良縁と喜ぶが、以前クロードに打ち身の治療だと、お尻を触られ絶賛された上にキスまでされた経験のあるマリアの心中は複雑。
だが身分上、断れず。
「甘くていい香りがする。花に寄る蜜蜂もこんな気分なんだろうか」
と、少々変人だがマリアに夢中で溺愛してくるクロードにほだされていき…!?
不作に喘ぐ自国のため、大国メルトリアの王弟、ユベールに嫁ぐことになった小国の王女セレスティーナ。
幼い頃から意地悪をされていたので嫌われていると思っていたが、再会したユベールは公の場だけでは仲良くしようと言ってくる。
承諾した翌日から甘い言葉を囁き、優しく接してくるユベール。
「ずっと君に触れたかった」
美しい彼に情熱的に抱かれて蕩けていく身体。
ユベールの愛が本物に思えてきて、とまどうセレスティーナは!?
侯爵令嬢フィオリーナは、二百年前の英雄アレクシス王をモデルにした小説を愛読していた。
国の混乱に乗じた過激派に誘拐され、湖に落ちた彼女は、時空を越えてアレクシスのいる時代に飛び、不遇な王子だった頃の彼に助けられてしまう。
とまどいつつお互いに惹かれ合う二人。
「ぐちゃぐちゃだ。本当に感じやすいな」
彼と結ばれ幸せを感じるフィオリーナだが、自分の知る歴史からいずれ彼と別れなければならない運命を悟っていて!?
ただの侍女であるにもかかわらず王族の遠縁という理由だけで、逃亡した王女の代わりに軍人公爵ヴィンセントの花嫁にされたアンナマリア。
一時しのぎの身代わりに過ぎないと思うのにヴィンセントは優しく、夜も激しく溺愛してくる。
「お前の身体は、お前より私に素直なようだ」
豪華な贈り物に気後れするアンナを桃園に連れ出し、未来の夢を語るヴィンセント。
否応なく彼に惹かれるアンナだが、彼女の出生には実は秘密があって…!?
民に崇敬される聖公爵エンデュミオン。
ゾフィーは穏やかな彼が時折「サリエル」という横暴な人格に変わると知ったことで脅され側仕えにされてしまう。
我が儘だが気のいいところもあるサリエルに親しみを感じたゾフィーは、聖公爵の姿は演技でサリエルこそが本性だとわかりショックを受ける。
「すごく感じやすいんだな。可愛い」
開き直った彼に押し倒され、戸惑いつつも溺愛される日々。
しかし彼を利用しようとする勢力が迫り!?
デルネイド国の王女アルフォンシーヌは、異端の血とされるドラゴンアイの持ち主であった。
そのため父からも忌まれ塔に幽閉されていた。
彼女の護衛騎士となったイザークはその目を美しいと言い、永遠の忠誠を誓う。
「いけません。そんな目をしては」
月のない夜、密かに愛を交わし、互いを確かめあう二人。
初めて知る悦楽と恋の喜びに浸るアルフォンシーヌだが、イザークが実は父が滅ぼした国の王子で自分の命を狙っていたと知り!?
財政に悩むメイネルース王国の王女ラーラは、農作物の品種改良を学ぼうと、王妃選抜に乗じてバスティア王国を訪れる。
王立図書館を物色していたところ、図書館館長兼教授である美貌の青年、ローレンスに見咎められ、キスと引き換えに勉強を教えてもらうことに。
「喘ぐ君はすごく魅力的だ」
毎日のレッスンを通して互いに惹かれあい、次第にエスカレートしていく行為。
求められ彼に純潔を捧げ、ずっと共にいたいと悩むラーラは!?
亡父の借金に苦しむ侯爵令嬢マリオンは、母が邸から追われるのを防ぐため、大富豪ディーンの愛人となる。
喪中にもかかわらず、着飾って舞踏会に同伴させられた上に、純潔を奪われるマリオン。
「優しくする。すべて私に任せるんだ」
控えめで優美な彼女にディーンは次第にのめり込み、マリオンも彼が時折見せる優しさに惹かれていく。
避暑地で思いがけず幸せな一時を過ごした二人だが、外国に住むマリオンの従兄が侯爵家を救いに現れ!?
伯爵令嬢レオーナは、困窮する家計を助けるため、侯爵デミオンの偽婚約者になることに。
親族からの縁談を断りたいというデミオンは、終始冷たく役目に必要なことすら話してくれない。
だがレオーナは機転を利かせ、次々現れる親族の追及を振り切る。
聡明な彼女にデミオンも心を許し始め、レオーナも彼の隠された顔を知り惹かれていく。
「おまえは砂糖菓子のように甘いな」
卑劣な罠から辛くも逃れた夜、二人の気持ちは急速に近付き!?