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新・スカートの風
新・スカートの風

新・スカートの風
日韓=合わせ鏡の世界

発売日:1992年12月01日

呉善花(お・そんふぁ)著

ISBN:978-4-87919-541-8 / C0036 / 四六判上製 / 216頁

定価1342円(税込)

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日韓は、お互いに見えない部分を写しあう「合わせ鏡」の関係にある。


日本と韓国はなぜ接近すればするほど摩擦が激しくなるのか? その背景を形づくる日韓文化、社会、ことば、人間もようなどを縦横に語る、味わいの深い文化エッセイ集。韓国人特有の「自民族優越主義」と日韓摩擦の関係など、これまでにないハードな評論も収録。 合わせ鏡の関係としての日韓。 自分の前にかざした鏡に後ろからもうひとつの鏡をかざして写 し合わせると、自分後ろ姿が見える、それが合わせ鏡。そのように自分の後ろ姿(無意識の自分のようなもの)を見るには、韓国にとっての日本は、またおそらくは日本にとって韓国は、お互いまたとない写 しあわせを可能にする関係にあるように思える。



序-合わせ鏡の関係としての日韓

I 大いなる小異をめぐつて

日韓摩擦の根源には何があるのか
ロス暴動と日韓摩擦の固有性/「身内問題」となっている従軍慰安婦問題/韓国側のこれまでみられなかった反応/相互に支え合う仕組みに根を下ろす日韓摩擦/問題の根にある「いき違い」/「カバンをあけなさい」という韓国税関/驚きと「気持ち悪さ」の感覚/日本人の中位 主義と韓国人の黒自主義/「助けてもらいたい」ではなく「助けるべき」という発想/なぜ個人的な関係ではうまくゆくのか/ともにアジア的自己をみつめるとき

なにげない日常から
「スカートの風」の反響/母国語独自の表現の面白さと落とし穴/顔つきの価値観/権威と名刺の関係/贅沢生活が嫌いな日本人の不思議/韓国薬剤師の権威と弁舌/日本の3Kと韓国の3D/ロス暴動後の韓国人の反省/ロスのコリアタウン

II 文化の合わせ鏡

韓国人は「間」をとることが苦手
「あいだをとる」ことの難しさ/野球には「まをとる」技術が大切/韓国人が中間が嫌いな理由

韓国の味と日本の味
韓国人はキムチなしでは生きられない?/洗練された味よりも家庭の温かみを求める韓国/量 も豊富なら味も豊富なものがよい

オンドルとコタツ
コタツ、日本茶、庭の三点セット/夜間暖房としてのオンドル効果/部屋飾りとしての布団といけ花

弱さの日本語、強さの韓国語
覚えやすく上達しにくい日本語と韓国語の間がら/「コーヒーを飲まれた」と言う日本語の印象/日本語特有の「~させられた」「~してもらう」

韓国的なサービスとは何か
感覚に直接うったえる韓国の伝統的なサービス/派手やかさと賑やかさに終始した宴会/文字どおりの皇帝待遇/相手しだいで差をつけるサービス

ハレの場の象徴としてのネクタイ
ソウルビジネス術の色鮮やかなネクタイ/日本では着られない韓国で似合う服/仕事の場はハレの場か?

ロスの日本人教会・韓国人数会
平日はオフィス、日曜日は教会/小さな日本人教会でのお説教/「許しても忘れてはいけない」という韓国人牧師

プライド=高慢・誇り・自尊心をめぐって
逆境にあってこそ身仕舞をただす/他者に助けられる資格/異文化間のプライド表現

III 韓国の女、韓国の社会

なぜ韓国女性は美人なのか
美人への過激な執念/韓国美人は美人であることをより強調する/「派手さ」という美/セクシーな美についての日韓の違い/目を強調する美の感性/美人に会いたければソウルヘ/美人への執念から貴婦人への執念へ

女と男雑考
日本に来て変わった男性観/日本の男が韓国の女を誘うとき

韓国、その中央集権化の力学
韓国人は「体育会、応援部」的?/急速に消費社会の顔を見せはじめた韓国/過剰消費の背景にある虚栄心と自己顕示欲/同一性内部で進行する韓国政界の多様化/ヘンダーソンの「韓国社会=上昇渦巻パターン説」/韓国社会の極度な中央集権化の構造/日韓関係が鍵を握っている

IV 儒教的世界と神道的世界

韓国の孝と日本の忠
儒教の倫理観を逆転させた日本人/自然な生まれつきに価値を求める社会/孝優先の韓国と忠優先の日本/忠優先で成功した日本

「恨」と「もののあわれ」
情緒表現と美意識の二つの典型/自然観と人生観/儒教と神道を支える心情

日本人の「おかげ」信仰
「反省すべき日本人」というアジア人のワンパターン/「努力」の強調と「おかげ」の強調/負けたくない相手へのご都合主義

外国人のための日本人とのつき合い方
何を食べましょうか/考えさせて下さい/家に遊びに来て下さい/「ひけらかし」が嫌いな日本人/教える姿勢の弱い日本人/日本人は無宗教?/日本人は差別 的な国民か?/慣れ慣れしさと親しさ 東京の無意識と外国人

あとがき

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