政府による緊急事態宣言に伴いまして、弊社におきましてもテレワーク制をとり営…
弊社発行書籍、古新舜・佐東みどり著 「ノー・ヴォイス」において、誤植があり…
京都で食事処「加ノ屋」を営む加ノ原秀尚。
彼の店には人間以外に、大人稲荷や稲荷神候補のちみっこ狐達もやってくる。
慌ただしくも楽しい生活にようやく慣れ始めた頃。以前世話になった黒狐面の男から、少年を預かってほしいと頼まれる。
見た目より大人びた態度の少年が何故加ノ屋に来ることになったのか…尋ねてもだんまりで一切喋ろうとしない。
秀尚は変わらぬ態度で接するが、大人稲荷やちみっこ達は興味津々で――!?
大好評「こぎつね、わらわら」の第五弾、ひょっこり登場♪
秘書の壺井祢々は急遽、新副社長で御曹司の東雲遠流に付くことを命じられるも、彼に会って驚愕する。
半年前ヤケ酒からうっかり一夜を共にした男だったのだ。
チャラ男のイメージに反し難航する交渉を纏めるなど有能さを発揮する彼は、祢々を運命の人だと口説く。
「クールな万能秘書が、俺に抱かれてトロトロに蕩けていくの…見てるとめちゃくちゃ昂奮する」
素直になれない祢々だが、彼に溺愛されてだんだんと絆されてしまい…!?
OLの一色みことはお嬢様な友人にお見合いの付き添いを頼まれるも、当日にその友人が突発的な事故で来られなくなり、不動産王と呼ばれる見合い相手の千石稜牙に友人と勘違いされ抱かれてしまう。
「いい感じだ。こんなに感じていたならつらかっただろう」
コワモテだが極上の美貌の彼に思いがけず優しく愛され、蕩かされてしまうみこと。
誤解がばれて怯えるみことを千石は何故か気に入り、おまえでいいと、その後も溺愛してきて!?
女子大生の水瀬葛葉は生まれながらの霊能体質。
大学の近くにあるカフェ「玉兎」にすごい霊能者がいると聞き向かってみると、そこには安倍晴明の生まれ変わりと言われる高倉智成とマスターの日野穂積がいた。
出されたカフェラテのおいしさにうっとりしているうちに、早速ついてきた霊を追い払ってもらえる。
それを見て二人が本物の陰陽師だと確信した葛葉は、さっそく大学で遭遇した自分の名を呼ぶ地縛霊の相談をする。
その葛葉の智成への相談が、更なる怪事へつながっていき──。
男爵月舘家の三男・仁は、人狼という一族の秘密を抱え、二十年以上も人里離れた山奥の洋館に隔離されて生きてきた。
獣の性である発情に任せて鬱憤を晴らすだけの日々にうんざりしていたある満月の夜、仁は美貌の死神ランツェフィードに魂を狩られそうになる。
傲岸不遜な相手に興味を惹かれた仁は、からかってやろうと敵である死神を執事兼性欲処理の相手として雇うのだが……。
閉ざされた屋敷の中、主導権を巡っての攻防が始まる。
政府の国民生活管理システム・ジュピターによって婚姻相手までもが厳格に定められている近未来の日本。
かつて街なかでヒートを起こしたことがあるオメガのナオは、その後アルファの医師、青葉に養育されてきた。
ジュピターが選定した『運命の番』、アルファの佐野との婚姻が決まるが、学生時代の友人同士だという二人には、軋轢が見え隠れする。ナオは青葉に密かな恋心を抱きながらも、佐野と否応なく体が求め合う関係になり…。
本人は平凡だがエリート揃いの家庭に生まれた小鳥遊ハルは、婚活パーティで昔から憧れていたエリート御曹司、九条壱弥と出会い、優秀な遺伝子が欲しいと口説かれ、子作りのための契約結婚を承知してしまう。
「ハルはどこもかしこも柔らかいな」
大好きな彼に甘く蕩かすように抱かれ、日常でも優しくされる日々。
このままでは子どもができた後の別れが辛くなると、壱弥に溺愛を止めるよう思わず訴えた途端に、彼が冷たくなって!?
見合いで婚約した相手の浮気で破談になり、男性不信となった香月七海は、最高裁判所長官を務める父の警護をしているイケメンSP水嶋昂平に、恋愛リハビリの為の偽装恋人になってやろうかと持ちかけられ、つい頷いてしまう。
「このまま部屋に連れ込んで抱きたい」
仕事での冷徹な態度と裏腹に、プライベートでは親しみやすい昂平に優しく気遣われ、熱い誘惑に惹かれていく七海。
そんな時、偶然に元婚約者が務め先のホテルに現れて!?
失業中の片瀬由高は、偶然出会った大手洋菓子メーカー『ラ・スリーズ』の社長、三戸部篤正の家に居候させてもらうことになった。
捨てられていたパグの仔犬、月餅とともに…。
というのも由高は絶対味覚の持ち主で、篤正が立ち上げた《元祖『ラ・スリーズ』の味を復刻する企画》になくてはならない人材だったのだ。
そうしてプロジェクトが進むにつれ、無愛想だが大らかで心根の優しい篤正に、由高は特別な想いを抱くようになるが…。
香港に拠点をおく資産家、塔眞家。その三男・貴砺の伴侶である元骨董商の深山凌は『劉人』という不思議な力をもつ、一族にとって宝のような存在だ。
ふたりの結婚から二年半が経ち、塔眞家では次期総帥の長男・怜人に待望の跡継ぎが産まれようとしていた。
だがその出産にはある秘密が…。
そんな折、凌は怜人から謎の記号のようなものを渡され、それが記された秘色――青磁の骨董を所蔵する品の中から探し出してほしいと依頼される。