■注文書ダウンロード 【コミックピアット2023年6月新刊注文書】 【コミックピ…
2022年12月21日(水)~27日(火) 会場:丸善丸の内本店 4階ギャラリー サイ…
高爪統吾と柄沢悟は霊が視(み)えるという共通点を持つ友人同士。
ある日統吾たちは、切羽詰まった様子の軽音サークルの先輩から相談を受ける。
それは面白半分で仲間たちと無理心中があった屋敷に行ってから、恐ろしい夢を見るというものだった。
それを聞いた悟は激怒し、先輩を殴り飛ばしてしまう。
「肝試しなんかして霊を怒らせた奴をお前は助けるのか」と悟に言われた統吾は、「霊も先輩も助けたい」と答える。
その言葉に悟は付き合いきれないと言って去ってしまい――。
表題作他6編収録!
会社の倒産により家賃が払えず、マンションを退去させられた桐原まどかは行きつけのカフェのマスター、白鳥渉に「仮初めの恋人」としての契約と同居を持ちかけられる。
憧れていた白鳥の申し出につい引き受けたまどかだが、仮初めだと言いながら白鳥は、まどかにしきりに触れて誘惑する。
「ここにはわたしと君しかいないんだから、もっと乱れて」
魅力的な白鳥に抗えず溺れるまどか。
けれど、これは契約期間だけのことだと思うと!?
来生美冬は闇金に連れていかれた母を救うため、苦渋の末、解雇された勤務先のホテルの新CEO、京極建に勧められていた愛人契約を受け入れる。
建はベッドで美冬を卑猥な言葉で責めるも、彼女が未経験だと知ると優しくなった。
「君の躰はまるで私のためにあつらえたようだな」
情熱的な建の愛撫で快楽に溺れる美冬。
建は「妻にするために買ったんだ」と明かして結婚に愛情は必要ないと言う。
彼に惹かれつつも戸惑いの勝る美冬は!?
パティスリーで働く佐藤美海は店に来る年上の男性、仙崎修一に食事に誘われて交際することに。
優しく大人な彼は恋愛初心者である美海を焦らずゆっくり導いてくれる。
「きみがほしくて仕方ない。ねえ、わかる? オレはきみを抱きたいんだ」
仙崎の包み込むような愛に、両親を失ってから臆病になっていた美海も次第に心を開いていく。
けれどある日、身近に感じていた仙崎が、ただの会社員ではなく社長であることを知ってしまい!?
幼い頃より頭痛持ちの文章博士、最上夜藤春には、物の怪が見えてしまうという厄介な力が…。そんな藤春の秘密に気づき、なぜかやたらと懐いてくるのはかつての教え子で今をときめく鍼師、佐須貴之だ。藤春は貴之に乞われ、五条橋に現れるという女の霊の謎を追うことになるのだが…なんとそこには帝の妃の死が絡んでおり、しかも貴之の正体は皇子!? 真実を探るべく、藤春は嫌々ながらも女装して後宮に潜入するはめに…。
兄の忘れ形見・純平を育てるため、官能小説家となった祐希。ある雨の夜、子猫と謎めいた男・宗哉を拾う。純平の懇願もあり猫は飼うことになったのだが、なぜか宗哉も居座ることに。そしてその背にはなんと刺青!! 独特の雰囲気を醸し出す宗哉に、祐希の書く官能はマンネリ化していると指摘され、更にはエロ指南までされてしまう。だが、実は極道の跡継ぎだという宗哉に、一緒に家族を作ろうと告白された祐希は……。
人事部で働く28歳の種村彩は6歳年下の幼なじみ・海老名眞と成り行きで一線を越えてしまう。弟のように思っていた眞との過ちを後悔する彩だったが、眞からはずっと好きだったと告白され、クリスマスまでの期間限定で恋人として過ごし、恋愛対象として見られるか判断してほしいと懇願される。
一方、同じ会社の同期でもあり、元恋人の甲本敢太からも彩は復縁を迫られて――。
王女マリアンヌは両親の死後、王座に就いた叔父に疎まれ塔に幽閉されていたが、大国の王太子に結婚を申し込まれ、その名代の弟トリスタンの手で外に連れ出される。
記憶と声の一部を失い、無気力に生きていた彼女は、献身的なトリスタンの世話で心開いていく。
「あなたが俺に感じてくれるのは嬉しい」
美しいトリスタンに優しく触れられるたびに声と記憶を取り戻していくマリアンヌ。
ある事情から心が通わぬまま、初恋の人だった伯爵ケインと結婚することになったアリス。
彼女は美貌で奔放な姉、バージニアと比べられ続け劣等感に囚われていた。
「君は自分の身体の美しさをちっとも判ってないみたいだな」
彼女を好ましく思うケインから優しく悦楽を教えられ、ますます彼を好きになりながらも素直になれないアリスに、ぎこちなくなる二人。
そんな時、バージニアがケインと関係していると涙ながらに告白してきて!?
亡き兄のひとり娘、五歳の陽菜子を引き取って一年。音大を中退し、ピアノ講師とレストランでのピアノ演奏のバイトをかけもちしながら、圭一は慣れない子育てに必死だ。そんなある晩、陽菜子が腹痛を訴え圭一は救急外来を訪れた。怜悧な美貌の小児科医、末次は丁寧に診てくれたが、なぜかその強い視線に戸惑う圭一。それからまもなく、圭一はバイト先のレストランで偶然にも末次医師と再会し、彼の意外な夜の顔を知ることに…。