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2022年12月21日(水)~27日(火) 会場:丸善丸の内本店 4階ギャラリー サイ…
ソフト文化におけるゲームの位置づけはどこにあり今後の将来像はどう変わっていくのか。更にこうしたゲームの進化と新しい展開が社会にどのような影響を及ぼして子どもたちの意識にどのようにかかわっていこうとしているのか。 自ら、ゲームソフトのシナリオライターでもある著者が、TVゲームの歴史を語る画期的書。
はじめに
第1章 夜明け前、TVゲームソフト事情
ビデオゲームの起源
『スペースインベーダー』侵略の背景
ソフトメディア複合体
第2章 第1次ゲームハード大戦
開戦――82年年末商戦・冬の陣
決戦――83年・夏の陣
終戦――“夢”の誤算
第3章 任天堂帝国の力
正規軍『スーパーマリオブラザーズ』登場!
「ディスクシステム」の波紋
怪物ソフト『ドラゴンクエスト』
『ファイナルファンタジー』起動!
RPGの行方
第4章 第2次ゲームハード大戦
任天堂帝国の牙城
セガの胎動
NEC対セガ
帝国の“漁夫の利”
終戦、そして65
第5章 「スーパーファミコン」の時代
「スーパーファミコン」登場!
譜代大名と外様大名
ライトユーザーとミドルユーザー
ヒットソフトの周辺事情
『ストリートファイターII』の出現
『ストII』とキャラクター人気79
『バーチャファイター』の示した“予兆”
第6章 第3次ゲームハード大戦
1●開戦前夜
「3DO」事変
ポリゴンの脅威
新三国志――セガ/ソニー/任天堂
2●1994年秋、宣戦布告!
クリスマス強襲戦線
――「セガ・サターン」と「プレイステーション
帝国の誤算――悲劇の「バーチャルボーイ」
ポリゴン時代の幕開け
3●戦線中期:1995年
セガの快進撃と追撃するソニー
当時のサブカルチャー事情
“ギャルゲー”の変身――『ときめきメモリアル』
新世代ゲーマー“メモラー”
4●戦線中期:1996年
傭兵たちの謀反
『ファイナルファンタジーVII』の幻影
「プレイステーション」陣営の侵攻作戦始動
任天堂帝国からの反攻
対「NINTENDO64」包囲網
新しい幕開け――再生する“こどもの国”
夏、スクウェアの初陣
帝国主義の崩壊――選択の民主化
セガの切り札
――『サクラ大戦』と『電脳戦機バーチャロン』
5●戦線終期
クリスマス商戦の逆襲
ソニーブランドの覚醒
最終兵器『ファイナルファンタジーVII』の発進
6●終戦
1兆円のゲーム産業
メガヒット症候群
終戦。独走するSCE
第7章 もうひとつのソフト戦線
1●『新世紀エヴァンゲリオン』について
96年ソフトキャラクター事情
『エヴァ』ブームの謎
キャラクター商品の意味
ブームの終焉
2●『もののけ姫』について
空前の大ヒット
凶暴な感性
力強く生きる“呪われた少女”たち
第8章 戦争の爪痕
1●幻の企業合併「セガ・バンダイ」
1997年1月、セガとバンダイ、電撃婚約発表!
それまでのセガとバンダイ
嗚呼、婚約解消
2●春の椿事――『電車でGO!』がウケちゃった…
97年春、アーケードの不思議
仮想現実と現実
ヒットの理由
3●冬の椿事――“音ゲー”もウケちゃった…
『ビートマニア』――コナミ“音ゲー”帝国の誕生
『ダンス・ダンス・レボリューション』の “マニア”たち
コンシューマーソフトへの影響
4●世紀末レースゲーム事情
『グランツーリスモ』の登場
レースゲーム昨今
第9章 第4次ゲームハード大戦
1●戦雲の兆し
ソニーの牽制
最後の勇者“せがた三四郎”現わる!
98年5月、本命「ドリームキャスト」発表
2●開戦
序盤の最前線――東京ゲームショウ、98年秋
生鮮商品のTVゲーム
98年年末商戦、そして「ドリームキャスト」
3●防衛戦
99年1月、ソニーの反撃シナリオ――鶴翼の陣
99年2月、鶴翼第2陣
――『ファイナルファンタジーVIII』の行方
99年3月、鶴翼第3陣
――「プレイステーション2」の衝撃
4●情報戦
ソニーのミレニアム世界戦略構想
新勢力“松下・任天堂同盟”
――コードネームは「ドルフィン
セガの反撃――アメリカ市場ゲリラ戦線
5●攻防戦
99年冬、商戦場のメリークリスマス
2000年3月4日、「プレイステーション2」発売。
そして「PS-one」
移り変わりゆくゲーム事情
TVゲーム関連年表
おわりに