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群れ落ちる白い花
群れ落ちる白い花

群れ落ちる白い花

発売日:2023年06月30日

つくも号

ISBN:9784815519032 / 176ページ

定価1320円(税込)

サイト内で購入する。

閉鎖的な村で隔離された少年は毎夜その身体を凌辱される。


その花は、触れてはいけいけない蜜の味──。

民俗学の助教授である高輪は、研究のために訪れた山村で人知れず囚われた透と出会う。
その容姿は、瞳は燃えるように赤く、肌は雪のように白い、およそ人と思えぬほど異質だった。
そのため、閉ざされた村では祟り子だと忌み嫌われ、人目を忍ぶ生活を余儀なくされているという……。

高輪はそんな彼を救いたいと考えるようになるが、その真っ白な容姿はあまりに美しく、取り巻く人々を徐々に狂わせていく──