■注文書ダウンロード 【コミックピアット2023年6月新刊注文書】 【コミックピ…
2022年12月21日(水)~27日(火) 会場:丸善丸の内本店 4階ギャラリー サイ…
国際テロリストの資金ネットワークの中核に一撃を加えた!?
9・11テロ攻撃以後、ブッシュ政権が実施した一連の金融取り締まりは、百害あって一利なしの無能な策だった。〈テロ資金供与の容疑で銀行口座を凍結〉といった戦果がはなばなしく喧伝されながら、テロ活動はいっこうに減らないどころか、ますます増えているのはなぜか。
対麻薬戦争で使った手法を〈利益のための犯罪〉とは無縁な対政治テロに適用したことの根本的な失敗を詳細に例証する。
謝辞
序章 金融戦争の霧
Part1 テロ資金供与という神話
第1章 ファンタジー、フィクション、そしてテロ資金供与
Part2 金融戦争の交戦規定
第2章 犯人のでっち上げ/金融領域の地勢
第3章 欠陥だらけのマネーロンダリング・テンプレート
Part3 物語と力学
第4章 金と対テロ戦争の物語
第5章 常連容疑者
第6章 金融戦争の力学
Part4 戦争とその影響
第7章 標的と二次被害
第8章 「ゲーティッド・ファイナンス」をはじめとする金融戦争の諸矛盾
第9章 イスラム教慈善組織の問題
Part5 「評価と勧告
第10章 「破滅的成功」/金融戦争の評価
第11章 資金とテロ再考
エピローグ 最後の幸福な戦士たち
訳者あとがき
註釈