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2022年12月21日(水)~27日(火) 会場:丸善丸の内本店 4階ギャラリー サイ…
ホロコースト以後、作家たちはいかに言葉を紡ぎ、何を伝えようとしたのか。
善悪の混交を表現し、神と人との論争を展開し、極限状況に直面した人の生き方を問う--六〇年代から現在まで活躍するユダヤ系作家の苦闘を各作品への丹念な読解のもとに跡付け、〈ホロコースト文学〉に与えられた使命とその現代世界へのメッセージとは何かを明らかにする。
はしがき
第一章 一九六〇年代アメリカとホロコースト文学
第二章 ソール・ベローとホロコースト文学
第三章 バーナード・マラマッドとホロコースト文学
第四章 アイザック・バシェヴィス・シンガーとホロコースト文学
第五章 闇に光を求めて--イスラエル・ジョシュア・シンガーの『カフノスキー家』
第六章 ホロコースト生存者の覚醒--エドワード・ルイス・ウォーラントの『質屋』
第七章 記憶とディアスポラ--エリ・ヴィーゼルの『忘却』
第八章 アモス・オズ--イスラエルへ向う旅
第九章 ホロコーストの影を生きて--ヘレン・エプスタインの軌跡
あとがき
参考文献