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医療の犯罪
医療の犯罪

医療の犯罪
1000人の医師の証言

発売日:1997年05月01日

ハンス・リューシュ編 太田龍訳

ISBN:978-4-87919-135-9 / C1036 / 日本図書館協会選定図書 / 289頁

定価2970円(税込)

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科学的/近代的な医療が、実は病気を作り出している!


科学的/近代的な医療が、実は病気を作り出している犯罪的現実を1930年代から現在まで、 マスコミが絶対取りあげない近代医療のタブー。大反響を呼んだ『世界医薬産業の犯罪』に続く第2段! 科学的装いをこらした近代医療こそが、実は病気を作り出している。―現場の良心的医師1000人の数々の証言で綴る真に“勇気ある書”


日本語版に寄せて ハンス・リューシュ

動物実験を廃止せよ 甲田光雄

序 章 ハンス・リューシュ

誤りをいつまでも正そうとしない科学者の強迫観念について
歴史的側面から
医学的側面から
威嚇的側面から
社会学的側面から
宗教的側面から
精神病理学的側面から
金銭的側面から

1  立ち上がる世界の医師たち

国際医師連盟発足
アメリカの医師たちの動き
エイズ・ウィルスは研究所で生まれた?
がん治療をはばむもの
製薬会社のアリバイ工作
元生体解剖学者の発言
無益な儀式
予防接種が病気をつくる
ダイオキシン害も動物実験では分からなかった
多額の動物実験研究費は税でまかなわれている
“強欲病”に罹っている医療、製薬会社

2  医学研究に動物実験は不用である

がん発生はテクノロジー時代の産物である
「ポリオの逆襲」
人間と犬とではすべてが異なる
化学業界からの圧力
精神安定剤の薬害による脳障害
“犬実験”の証言
インターフェロンは期待に沿えなかった
『サリドマイドと製薬会社の権力』
人間は七二時間、犬はたったの三〇分
化学産業ロビー

3  動物実験・数億に及ぶ詐欺

公聴会を組織する化学産業界
市場に出回りすぐに姿を消す薬
スモン訴訟で明らかになった実験結果
心臓移植患者の地獄
医師を信頼しては駄目だ
クロード・ベルナール学派の“遺産”
インド首相の英断
“臨床のナンセンス”
がんの原因は何か
多くの医薬品は次世代への時限爆弾
ロボトミーや精神外科がまた出没し始めた!
サリドマイド悲劇に関して
ビタミン過剰症・カルシウム血症
マリファナ・LSDの動物実験

4  1940~60年代の証言

“神”に生まれ変わった科学
ペニシリンの“幸運”
シュヴァイツァー最後のメッセージ
動物は産業の利益のために死んでいく
抗生物質の濫用で作り出された新たな悲劇
どれほど動物実験をしても人間への影響は分からない
サディストたち
薬が余りに多すぎる
生体解剖は最も卑しい本能にアピールする
ワクチンは人間をがん体質に変える
治療薬の薬害の方が苦痛が大きい
予防接種は白血病の発生原因となる
動物実験で再生できる精神障害はまったくない
患者が犬と同様の行動をするわけではない
性腺刺激ホルモンの発見と動物実験
不正な儲け商売
動物実験者自身の発言
生体解剖はビジネスである
食餌実験は誤った推論に導く
生体解剖がもたらした恐怖感
現代医学は動物実験で発展してきたのではない

5  1930年代の証言

動物実験もすべての動物にはあてはまらない
国際連盟による動物実験の承認
糖尿病とインシュリン
生体解剖に反対したラスキン
いまだに数多くの病気の原因は判明していない
インシュリンは治療薬ではない
実験になぜ犬が使われるのか
国際歯科連盟の実験
人間の罪を背負わされた犬
生体実験犬の運命
予防接種は“合法的”殺人
医学の混乱
生体解剖と資本主義の組合せ
予防接種の結果、症状は悪化した
貧困家庭の子供を実験台に使う医師たち
どうしたら立派な医師になれるか
製薬業界の広告に惑わされる若い医師たち
“予防”が医師の職務
隠された生体解剖の実態
自然は奪うものではなく、観察するものである
生体解剖の審判

結 論

英国での肩書省略一覧

訳者あとがき 太田龍